2003前半戦総括

そびえ立つ白い山脈。とどくか?青い稲妻。どうなる赤・銀の争いと奇跡の黒!。

2003.10.10作成

 8位までポイント獲得(10, 8, 6, 5, 4, 3, 2, 1点)となった2003シーズン。NETF1史上初、ここまでの全戦で全車1グループのレースが行われています(サーバ担当者に感謝!)。夢の20台フルグリッドも達成!。リアル感が増したGPの熱い戦い、その前半戦を振り返ります。


 2003年第9戦までのポイント推移です。Onpuが3勝、Cakkuとhhが2勝、RSXとジェリドが1勝と、9戦で5人が優勝しています。
 前半戦はBARの2人がGPを支配していたと言えるでしょう。サンマリノとスペインで少しつまづいたのと、最近のCakkuの休場が痛いですが、依然としてOnpuの勢いは衰えていません。
 序盤は苦しんだWILですが、サンマリノからの性能アップもあり、急激に調子を上げてBAR追撃の1番手となりました。FERのe-2000とjohnnyは優勝こそ無いものの、コンスタントにポイントをあげています。元チャンプのhhがWILへ途中移籍してしまったMCLは、RSXが序盤不調でしたが、そこそこポイントをあげています。JORで表彰台も経験した新人Takashiと共に、どこまでトップ勢についていけるでしょうか。
 驚きなのは、WILで玉座を獲得してMINへ移籍したphantomです。「さすがの玉者でもMINでは・・・。」という思惑もなんのその。MINを驚異のコンスト5位に導いています。ドライバーズでも4強に割って入る勢いです。ちなみに、全戦ポイントを取っているのはe-2000とphantomだけです。
 中堅グループでは、puko、Mitta、しろいぬ、Frulliがポイントを争っています。特にFrulliはスペインで優勝寸前までいっており(悲劇のエンジンブロー)、予選で最前列を獲得するなど、現在は休場中ですが今後の飛躍が期待されます。なお、スペインでリザーブ出場(MCL)して5位入賞したT-Veronicaは、現在はレースから遠ざかっているようです。
 これまでに総計25選手もの参加がありました。ここではポイント獲得者14名を取り上げていますが、ポイントを獲得まであと一歩という選手が複数います。後半に向けて中堅チームの争いは、まだまだこれからと言っていいでしょう。


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